輪島塗・木地工房見学と漆器の使用体験

能登の花ヨメ桐本 順子さんと


輪島塗・木地工房見学と漆器の使用体験

輪島塗・漆器の職人工房の現場をご案内します。何度も手間ひまかけてつくられる輪島塗・漆器の工程(木地・下地塗作業)を間近で見て、職人技を体感ください。
工房を案内した後は、能登の花ヨメおすすめの輪島スポット、鴨ヶ浦・袖ヶ浜を立ち寄って、朝市通りのお店に移動。
実際に漆器でお茶を飲みながら、その良さにぜひ触れてみてください。

  • ひとつの曲線をつくりだすため、何種類もの道具を使い分けて木地を仕上げる。工房では、木地と下地の漆塗の工程を案内。

  • 朝市通りのお店に移動して、お気に入りの漆器を手にとり、お茶をいただく。口をつけた時きっと漆器のホッとさせる力に気づくはず。

  • 鴨ヶ浦の海岸は、順子さんのとっておきスポット。朝市通りに移動する際にちょっとだけご案内します。

案内人

能登の花ヨメの 能登暮らしQ&A

  • Q.1 能登の花ヨメの醍醐味は?

    木と漆に囲まれ、自然と対話しながら暮らす生活。

  • Q.2 暮らしの中で好きな時間は?

    夕方。袖ヶ浜、鴨浦の夕日が好き。

  • Q.3 わたしのとっておき能登の場所

    袖ヶ浜。毎日海が見られるって幸せです。

  • Q.4 わたしの大好きな能登ごはん

    お刺身!魚の種類が豊富!

  • Q.5 これから楽しみにしていること

    サイクリングやお散歩の時間をつくって、もっともっと自然と遊びたい。

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プログラム案内人 能登の花ヨメ桐本 順子さん きりもと じゅんこ

 大阪で、仕事に夢中になる日々を過ごしてきた順子さん。もともと自然が好きで、山や海によく出かけていたが、大好きな家族と大阪を離れ、能登に嫁ぐことには、ずい分悩んだ。しかし、自分の夢を理解するご主人の「じゅんちゃんの夢は輪島でも叶えられるよ。」というひとことに背中を押され、やっと決断し、ここに来た。
 嫁いだ先は、輪島塗の木工所。大阪でスカートをはいていた生活も一変、毎日ズボンとなり、家業の忙しさに追われ、夢の実現と家業との両立に葛藤の日々がつづく。そんなとき漆器を使っていると、なぜかホッとした気持ちになる自分に気づいた。
 「人は気持ちのいいものに触れると、ホッとするもの。漆器を使うと、自然と人は元気になる。」何度も漆器に助けられたという順子さん。漆器には人を「ホッ」とさせる力があるんだ、と話す。そうやって漆器に助けてもらう日々をおくりながら、順子さんの夢は今も輪島で継続中だ。
 さらに、新たに別の目標も生まれた。漆器の文化を守ること、伝統工芸を守ること、そして何よりそれに携わる職人さんたちを守ること。日本のものづくりの勤勉さ、そこにこめられた日本人のやさしさを、日本中にそして世界へ伝え、ホッとしてもらいたいと考えている。
 輪島塗は、職人の手仕事が100以上重ねられる。ここ輪島の工房で、職人さんの丁寧な手仕事を間近で見ながら、誠実な日本の精神を肌で感じ、そしてその後漆器に触れて感じる安らぎは、単なる「やさしさ」ではない、順子さんの言う、「ホッ」とするという感覚に導かれるかもしれない。

輪島塗・木地工房見学と漆器の使用体験プログラム概要
実施日 通年・毎月2回(先着)
実施場所(集合場所) 輪島キリモト・桐本木工所(輪島市)
開催時間 13:00~15:00
料  金 2,000円 (別途体験保険料500円)
料金に含まれるもの 工房案内・お茶代
参加者持ちもの 漆器への興味
アクセス
バス
駐車場
問合せ・申込み
申込み先(担当) 桐本順子
申込み方法 要予約
電話 0768-22-0842
メールアドレス office@kirimoto.net
キャンセルについて 2日前までに要連絡
参加受け入れ数(最小/最大) 1人~4人まで

※ お支払いは現地にて現金でお願い致します。